よく写真を撮っていた。私は忘れ易いから。でも、どうにも忘れたい。覚えておきたくないから消した。それから私は写真を撮らなくなった。どうしてだろう。ごめんなさい。それも忘れてしまいました。
「終われない貞子」
井上 貞子(いのうえ さだこ)
あだ名「貞子」「貞子先生」
42歳女 先生(インサニティ) 養護教諭(保健)「私」178cm66kg 9/27天秤座AB型 第二次時名簿6番22歳175cm
容姿:茶髪、前髪だけ白髪、黒目、右手小指に紐、神谷から貰ったバレッタ。
超能力:念写
頭に思い描いてるものを画像として写し出す
(条件:紐→右手小指に紐を着けている事)
武器:短剣、紐
弱み:中途半端
やりきれない、完成出来ない。理性では終わらせたいが本能は終わらせたくない。小説やドラマなどを最後まで見られない質。
特別兵選抜理由:戦闘能力
担当生徒(開花した者):勝刀・しらら・皇
対人関係:端から見れば貞子の目は正しく戦いに向けられていて、信用できる先生とされている。生徒達には皆平等に接している。昔は歳が近い神谷によく喧嘩を売りに行っていた(強気の性格VS強気の性格)。
イメカラ:茶
その他:人の名をファーストネームで呼ぶ。普段は保健室におり、怪我人・病院・捕虜の簡単な世話をする。自家用車メルセデスベンツSL(2人乗り)。14歳時入隊→17歳時特別兵。
第一話
No.46「終われない貞子」
貞子は課せられた方針通り、戦いが終わるのを願った上で行動をしていた。しかし、戦いが動き出すのを感じ取り心がざわつく。この動悸の真相は戦争が始まるのを恐れたのではなく、終わらせたくなかった為だと自覚する。深層の願いが理性の願いに勝ってしまう前に命を絶とうと決意するが、果たして、その覚悟は果たされるだろうか。
No.78-1「1回戦結果」
どうあがいても終わりに向かう世界で、それを加速もさせず抵抗もしてはならない私に出来る事は、「何もしない」がベストなのだろう…。
「鍛冶屋の正当化」
鍛冶屋 忠(かじや ただし)
あだ名「鍛冶屋」
41歳男 先生(インサニティ)武器製作&体育担当 第二次名簿7番 「オレ」 172cm 5/19牡牛座 A型
容姿:金髪寄りの黄色の髪と目。八重歯。若い頃はイケメンと言われてた。
超能力:(未開花)
弱み:正当化
他の人がやってるからやる。誰かの役に立ってるなら、必要とされているから、皆もやっているから、自分のやっている事は正しい。
担当生徒:(尚人から引き継ぎ)アントーニョ、ナルシー、月見
イメカラ:黄系
その他:情に厚く涙もろい。鍛冶屋の忠と呼ばれていたので、本当の苗字は別にあるが、現在は鍛冶屋を苗字として使っている。生徒全員に支給されている短刀、勝刀の武器なども鍛冶屋が作った。考えるより先に行動派(タカの反対)。
対人関係:タカの良きライバルであり親友だった。閑谷が好きだった。普段は武器制作室に籠っているのであまり見かけないが、元気いっぱいな先生で、武器の修理や研磨に訪れる生徒達とも良好な関係。
戦争は科学技術を発展させる。開発者の想いに添わぬ活用もされる。しかし鍛冶屋の作ったものは望み通りに利用されているので辛くなんかない。本日流れた涙の理由はそうだな…きっと嬉しい事でもあったのだろう。
「街」を守る為に敵を潰すのも、悪い事じゃないよな?
「タカは人間だった」
今 隆弘(こん たかひろ)
あだ名「タカ」
41歳男 第二次世代(インサニティ) 180cm 10/4天秤座AB型
容姿:髪目黒、目は隠れている事も多い。
超能力:××
(条件:××)
弱み:人形
自分以外は全部人形だとしか認識出来ない。自分の目や顔が嫌い。自分だけ人間だという事を気味悪く感じている。唯一の人間だった顔の自分と似た顔をした息子も人間に見える。
その他:堅物で冗談が通じない。「考えてから行動」派。
対人関係:無口で不愛想で不細工で、黙々と機会をいじったり作業をするだけで嫌われていた。特別兵になってからは、好きな人形が出来たり、喧嘩しながらも信頼出来る人形が出来て、仲間同士でもうまくやっていたようだ。現在は、外との関わりは殆ど絶っている。
「腕を磨く閑谷」
閑谷 歩(しずたに あゆみ)
あだ名「閑谷」
21歳女 第二次世代(インサニティ) 名簿9番 「私」4/2牡牛座B型 159cm
容姿:黒髪美人、着物。
超能力:見えない腕
熟達した腕。「何でも出来る」。第二次時、蛸の腕(6本)+人間の腕(3本)。開花時は人間の腕1本だった。熟達した腕の強い人の側にいると後ろの腕がより一層磨かれ、喜び、輝く。
条件:接近→その道を極める人の側にいること(自分も技術者であり超能力自体はいつでも使用可能)
開花方法:自然開花
特別兵抜擢理由:超人的な操縦士
相獣:蛸
弱み:向上心
腕を磨く。極上の世界へ進み行く。この世で最も輝き放つ存在になる。腕が欲しい(タカへのそれは俗にいう優れた技術者の腕を食べたい的なニュアンスに近いやつ)。希望を捨てずにいきましょう。
その他:お淑やかで、意志は強い。優れた腕の前では目を輝かせる。13歳時に入隊→16歳で特別兵。夜空に輝く星(恒星)は仲間でありライバルだと思っている。
対人関係:コンの母親。タカの妻。鍛冶屋の腕もまぁまぁだった。
No.49「閑谷 歩」
軍従事者の当時、最高の腕の持ち主である整備士に出会った。戦争によりその技術がみすみす失われてしまうのを危惧し、連れて逃亡。現在は共に腕を磨き続けている。
「尚人の盗略計画」
兵藤 尚人(ひょうどう なおと)
あだ名「尚人」「兵藤」
40歳男 第二次世代(インサニティ)諜報員 第二次名簿10番 「オレ」 178cm 3/20魚座 AB型
容姿:ワックスで固めた黒髪、顔に傷、ストライプスーツ、青いネクタイ、一度見たら忘れられないような特徴的な顔、仕事中は羊+悪魔系のスカルを被る、細マッチョでスリムなイケメン体型、腕時計、指輪をつけたネックレス。
超能力:相手の超能力を盗む
盗った超能力を使えるのは一度のみ
(条件:××(特定状態))
弱み:盗心
イメカラ:(群青寄りの)青(静香の補色のイメージ)
その他:新月に動く。若い頃、メイリと会うまではあまり笑わない方だった。
対人関係:妻>越えられない壁>静香>越えられない壁>その他。アントーニョやナルシー、月見など超能力開花した生徒はちゃんと様子を見る。一応情もあり、生徒の事もよく知っているが冷たくあしらいがちなのは、妻(と息子)への愛が大き過ぎるだけ。サボってる様で仕事もしっかりこなしており、任務遂行や送られる情報に関しては学校からは信頼されている。
第一話
No.50「兵藤 尚人」
これは戦いを終わらすべく一人で活動する愛妻家の、復讐劇だ。
No.61-3「封筒」盗み聞き。
第二話
No.62「学内試戦(準備)」
全てを終わらせて、家族3人で故郷に帰ろう。
No.70-1「君主」大戦の要因を探る。
第三話
No.74-6「新しい王・新しい従者」
真っ直ぐに突き進む王に従うのが、従者の役目だ。
第四話
No.75-1「抑止窃取」
さあ、敵は誰だろうな?